Q:昨シーズンは最下位で、今年は2位といいポジションでシーズンを終えましたが、今はどんな心境ですか!?
「HC ジョー・ブライアント」:とても気分はいいよ。1年目は6チームしかなかったからプレイオフ進出は簡単と言えた。昨シーズンは「#12 仲摩 純平」や「#35 ジョン “ヘリコプター” ハンフリー」のケガなどがあり、いいシーズンが送れなかった。今シーズンは東地区2位でトップとは2ゲーム差、アウェイゲームを11勝11敗のタイでいけたのが良かった。いくつかホームで勝てるゲームを落としてしまったけど、新加入選手がいる中、チームとして成長することができたね。
Q:シーズン前はどのようなカムバックプランを立てていましたか!?
「HC ジョー・ブライアント」:大阪や高松、新潟などの強豪チームに立ち向かえるような選手の補強を考えたね。外国人だけでなく、チャンピオンの経験のある「#31 城宝 匡史」のような日本人選手についてもね。
今シーズンはいくつか負け試合があったが、負けてもそれは選手の経験になっているよ。1月・2月はチームの状態がよくなく、選手も試合によってムラがあったが、最終14試合は「13勝1敗」で終わることができた。プレイオフ直前でチームの状態を最高潮にもってこれたことに満足しているし、これからの試合がとても楽しみだよ。
Q:「#10 牧 ダレン 聡&#12 仲摩 純平」の先発メンバー、「#5 岩佐 潤&#11 青木 康平&#31 城宝 匡史」が控えメンバーと区切ってから、チームの調子が上向きとなりましたが。
「HC ジョー・ブライアント」:これはキーポイントだね。力強いベンチメンバーが必要だった。先発メンバーのポイントやリバウンドなどは、どのチーム同士を比べてもさほど変わらないはず。違いはベンチから出る選手の数字に表れてくる。
シーズン始めはスタートに「#11 Cohey」を使っていたし、スタートするに相応しい選手だ。でも「#11 Cohey」という選手は、ベンチから出ても得点を確実に取ってくれる選手であり、流れを作ることのできる選手である。そんな彼に嬉しく思うのは、スタートであるというエゴがあってベンチから出ることを臨まない選手が多くいる中、「#11 Cohey」は自分の役割を理解してくれたことである。
先発メンバーはディフェンスに重きをおいたメンバーだね。相手の司令塔にプレッシャーをかけることのできる「#10 牧 ダレン 聡」と日本人・外国人に関わらずマッチアップすることのできる「#12 仲摩 純平」にスティールを奪える「#35 ジョン “ヘリコプター” ハンフリー」で、ディフェンスからリズムを作ってから、ベンチから攻撃的メンバーを投入していくんだ。
Q:「#35 ジョン “ヘリコプター” ハンフリー」は過去2シーズンは点数を量産するリーグ得点王だったけど、今年は少しプレイスタイルが変わったけど何かアドバイスはしたのですか!?
「HC ジョー・ブライアント」:自分では「コービールール」と呼んでいるんだけど、コービーは昔いいメンバーに恵まれてなく1試合に30本も40本もシュートを打っていたど、ジョンも同じような状態だった。勝つためには35点以上取らなくてはいけなかったけど、今年の夏に得点面で助けになる選手を揃えることを伝えたよ。ジョンのバスケを5年間見ているけど、今年が一番いい状態でプロバスケットボールをしている。AND1とは全く違うバスケットボールを理解してくれて、努力してくれて、真のプロバスケットボーラーに成長してくれた。
「#21 ニック デービス」はスーパーイヤーを過ごしているよ。アシストはこれまでで最高の数字を残しているし、フリースローも60%近くとキャリアハイの成功率を残しているよね。たぶんこれまでのコーチはフリースローを打ち続ける練習をさせていたのだと思うけど、私はシュートフォームの基本部分から指導してきた。
「#33 デミオン ベーカー」のミドルレンジシュートは、計算できるシュート。過去2年は途中からの加入だったけど、今年はシーズン初めからチームのハッスルプレイヤーとして頑張ってくれている。スマートでフィジカルに強い選手だよ。
Q:悲願の優勝にはあと2勝が必要だけど、2勝するために必要なものは!?
「HC ジョー・ブライアント」:数字の面でいえばターンオーバーを減らして、相手にターンオーバーをさせること。自分達がターンオーバーをすれば相手に点数を与えることにつながるし、逆であればリードを奪うことができる。ハッスルポイントも重要だね。ハッスルポイントというのは、ルーズボールの奪い合いでボールを取ること。その他にも基本的なフリースロー、リバウンドもね。あとはベンチプレイヤーの得点だね。
Q:東京アパッチのブースターに向けて一言
「HC ジョー・ブライアント」:これまでブースターには本当に感謝しています。ブースターがいなければ我々はいないし、ホームアリーナであることを演出してくれた。ブースターの笑顔や、声援というのも試合の一部だからね。プレイオフでも、試合を楽しんで有明コロシアムをアパッチの紫とアパッチの声援で埋め尽くされたら嬉しいよ。
5月3日(土)・4日(日) 「ECC presents bjリーグ 2007-2008シーズン プレイオフ」の概要・チケットについては、こちら
プレイオフ特集 <ロード・トゥ・ザ・リング 第一章> 「#5 岩佐 潤」 インタビューは、こちら
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<コーチプロフィール> |
<プロフィール>
現在NBAで活躍するコービー・ブライアントの実の父親である。大の親日家として知られ、ニューヨーク滞在中に神戸牛を食し、その美味しさに感激して息子の名前を「神戸ビーフ→コウベビーフ→コービー」にしたほど。コートサイドのパフォーマンスは、試合をしている選手と同じくらい見ごたえがある。